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いきがいさがし

下ネタばかり書いてるおっさんです。

すいませんよりありがとう

本日は仕事でつまらんトラブルがありました。

私の営業担当先に対して納品漏れが起こったのです。

発注担当がミスしたのか、出荷係がミスしたのか、それとも配送会社がミスをしたのか。

そんなことは得意先には関係のないことで、私に怒るのは当たり前のことです。

私も自分が悪くなくても謝るのは仕事ではよくあることだし、自分のミスではないなんて言い訳にもなりません。会社のミスは私のミスなのですから。

 

迷惑をかけたらすぐに出向いて謝る

仕事に限らず相手を怒らせてしまったら、すぐに謝るのが得策です。

そのまま放置して時間が経てばウヤムヤになってしまう場合もあるでしょうが、相手は忘れず根に持ってることがほとんどでしょう。

私生活であれば、自分さえ良ければそれでも良いかも知れませんが、仕事ではそうはいきません。

仕事の場合は、私という個人であると同時に会社の窓口の役割があるので「あの会社は人に迷惑をかけてあんな態度をとるような会社なのか」と会社の評判を落としてしまうことになるからです。

 

 

なので、品物を持って謝りに行こうと準備をしていると、定年退職してパート社員として倉庫で働いているチョーヨンピルに顔の似たおじいさん(以後ヨンピルさんと呼びます)が「今日は昼であがるし、帰り道だから一緒に謝りに行ってあげようか」と言ってくれました。

ヨンピルさんは元々、私の上司で営業の責任者でした。人望が厚くて定年退職した今でも営業会議にも出てるし、絶大な発言力を持っております。

私の今の得意先も何十年も担当していたので、久しぶりに顔出しがてら付き合ってくれる事になったのです。

得意先がカンカンに怒っていたので申し訳ないな~と思う気持ちもありましたが、ありがたく一緒に謝ってもらいました。

 

「すいませんはもういいよ」

すごく怒っていた人が実際に出向くとあんまり怒ってなかったということはよくあることですが、今回はそんなことは一切なく、ヨンピルさん共々メチャクチャ怒られてしまい、とても申し訳なかったので帰りの車の中で「すいません、本当にすいません」と謝りまくっていました。

するとヨンピルさんは

「ブタ山君が悪くないことはみんなわかってるよ」

「そんなにいつまでも謝らなくてもいいよ」

「『一緒に謝ってくれてありがとう』で、このことはもういいんじゃないか」

とこれ以上この話題は止めようと謝るのを遮り、ヨンピルさんの家に着くまで、ずっと下らないエロい話して車内の空気を変えてくれたおかげで、私は気分をすっかり切り替えて午後からまた仕事に励むことができました。

 

思い返せば、私は長年のサラリーマン生活でどうも、とりあえず「すいません」と言ってしまう習慣が付いてしまったような気がします。

例えば、自分宛てに届いたファックスを事務員さんが持ってきてくれた時も、とっさに「すいません」と出てしまうし、お茶を入れて貰っても「すいません」電話を繋いでもらっても「すいません」私はいったい、一日に何回「すいません」を発声しているんだろうか。

その「すいません」は全部「ありがとう」で良かったんじゃないのか。

相手もいちいち「すいません」と申し訳なさそうにされるより、「ありがとう」と感謝してくれる方が気持ちいいんじゃないのか。

なーんて事を考えながら家に帰りました。

 

身近にありがとうの名人がいた

我が家の子ブタちゃん(かわいい娘の事)はプリンやゼリーなどの柔らかくて甘いものが大好きなので、休みの日にはプリンエルやゼリエースを作ってあげることがたまにあります。

覚えたてのスプーンを使って一生懸命食べるのですが、一口食べた途端、覚えたての「おいしー」という奇声と共に両手をバンザイしてしまうので、プリンを飛び散らせてしまうこともしばしばです。

「行儀悪い」「よそでしたら恥ずかしい」「せっかく作ったのに」「床が汚れる」「妻に怒られる(これが一番)」などなど色んな感情が巡り、ついつい叱ってプリンを取り上げてしまうのです。

すると子ブタちゃんは、覚えたてのたどたどしい「ごめんなさい」と共にシュンとベソをかいてしまいます。

そんな子ブタちゃんを見ると、甘やかすのはよくないと解っているのですが、やっぱりかわいそうになって、取り上げたプリンをまたあげることになってしまうのです。

「ありがとー!」と満面の笑みでプリンをむさぼる子ブタちゃんを見て、怒ったことも床の掃除も全部どうでもよくなって、思わず顔がとろけてしまい、私も彼女のように上手に「ありがとう」が言えたらなとプリンまみれのほっぺたを拭いてあげました。

 

このまま「ありがとう」の似合う人間に育って欲しいものです。